転職体験記【みす老人会 Advent Calendar 2023】
この記事は、みす老人会 Advent Calendar 2023 - Adventarの21日目の記事です。
皆さんお久しぶりです。味方1です、本当に久しぶりのブログ更新で自分でびっくりしました。年一ですらない…
さて、久しぶりのブログ更新ですが、今回は転職体験記と称しまして、やっていこうかなと思います。それではさっそく書いていきます
実は転職してました
めちゃめちゃ私事ですが、実はこの度転職をいたしました。人生初です。
初めての転職というのもあっていろいろと大変だったので、備忘録に近い形で今回転職体験記として、私が今回の転職で経験したことをまとめておこうかなと思い書くことにしました。
また、その転職活動をする中で「これは気をつけろ!これだけはやるな!」と人に伝えたいことも出てきたので、いい機会なのでアドベントカレンダーとして記事を投稿しようと思った、というわけです。
色々事情があるので、様々なことに配慮したぼかした表現が多くなってしまいますが、それでもいいよ!という方は読んでいただけますと幸いです。
転職の経緯
そもそも、実は今回は転職をするつもりはありませんでした。が、いくつかの事情が重なり、前職の会社を早期退職という形で辞めることになりました。
人事の方から声がかかり、「(味方1)くん、明日から来なくていいから」と…
…は、ならなかったです。でもあんまり決断するまでの猶予はなかった
退職のお話を断ることもできましたが、自分自身業界の関係もあっていつか転職するだろうとはうっすらと思っていたので、考えていたよりも早くなったな…と思うことにして転職を決意しました。
「身構えている時には、死神は来ないものだ」とはまさにこのことか
実は閃光のハサウェイ見てないです
あれよあれよと退職~そしてモラトリアム~
そうして人事の方に「(退職の)話を受けます」と伝えると、軽い引継ぎ作業をしたのち有給消化に入り、晴れて無職となりました。仕事をしなくていいって素晴らしい!
さて、無職になったわけですが、無職になった私には、「すぐ転職活動を始めるか」、「しばらく無職でいるか」という選択肢が目の前に提示されました。そこで私は、辞める直前の期間がかなりの激務だったこともあり「有給消化期間中ぐらいはいいだろう…」と考え、しばらくの間学生時代の夏休みのような、昼過ぎに起きて飯を食べてあとは可処分時間をほぼ全てゲームをプレイするかベッドでTwitterを眺めるかという生活を送る選択をしました。次の仕事何も決まっていないのに…アーマードコア6たのしかったです
戦友💖ラスティくんとツーショ✨ pic.twitter.com/L6G0UglgQV
— ミカ-タイチ (@Ally_1__) 2023年9月3日
↑(確か)有給消化中にしたツイート。 "ツーショ✨" じゃねぇんだヮ
今にして思えば、これは間違いだったと思います。本当ならここで転職エージェントに登録したり、転職サイトに登録したりといった初動を始めておくべきでした。
というのも、転職って何をするにもめっちゃめちゃ時間がかかります。企業の求人にエントリーし、書類を送って返事が来て、面接の日程を決めて、返事が来て、面接して、結果が出て…という転職のシーケンスに対して、ほぼ全ての段階で2~7日の時間がかかります。面接2回の場合、最初に求人に応募してから内定が出るまでは最低で約1ヶ月かかります。(入社日はそこから更に遅くなります)
一般的には転職というのは会社に所属して勤務をしながらするものらしいのですが、もし会社を辞めて無職になってから転職活動をされる方は、有給消化の時点で転職活動を始めると良いと思います。後述する話にもつながってきます。
立ち塞がる履歴書と職務経歴書
さて、有給消化も終わり、そろそろ動くとしようか~…と重い腰を上げて、辞める前に職場の先輩に聞いておいた転職エージェントにようやく登録し、担当になったエージェントの方と面談をして、私の転職活動がスタートしました。
すると二つの壁が目の前に現れます。そう、履歴書と職務経歴書です。
この二つ、本当に強敵です。といっても履歴書は人によっては大した強さではないかもしれないですが…
私の場合は学歴や資格取得時期などの、細かい年月をちゃんと調べて記載していくという作業が苦手で、履歴書を書くのにけっこう時間を取られました。精神力も削られます。
しかし最大の鬼門は自己PRです。もうコイツがとにかく苦手で…自分の強みってなんだよ…と無限の時間自問自答を繰り返してようやく捻りだしました。いや~強敵でしたね、履歴書。
しかし履歴書をなんとか倒した先には職務経歴書が控えています。これがさらに強敵で…
職務経歴書は自分が今まで関わってきた業務内容について書く書類なので、私の場合は自分が関わってきたプロジェクトを書いていきます。しかし…
細かいデータが何もわからない!!
エージェントの方から渡された職務経歴書のフォーマットには、各プロジェクトについて売り上げやメンバー数等のプロジェクト規模などが記載されていました。そのプロジェクトがどれぐらい売れたか、どの程度の規模のプロジェクトに所属していたか、という情報は選考する企業側も知りたい情報なので、フォーマットに記載されているのは当然です。
しかし私は急に会社を辞めることになり、そして職務経歴書にそれらデータを書くなんてことは露ほども知らなかったので、事前に調べておくということを全くしていませんでした。詰みです。
幸い、まだ会社のデータにアクセスできたので、各プロジェクトの情報を調べて無事職務経歴書を書き上げることができたのですが、これがもし社員としての権限を失い、自分の関わってきたプロジェクトの情報を見ることができない状態になってから職務経歴書を書くことになっていたと思うと…コワイネ
ということで、なんとか職務経歴書を書き上げることができました。いや~強敵でしたね、職務経歴書。
これから転職を考えている方は、職務経歴書は会社の資料にアクセスできるうちに書いた方がいいでしょう。なんせ3年以上前に所属していたプロジェクトの所属メンバー数とか覚えてるはずがないので。え?普通転職活動って会社辞めないでやるものだって?
※職務経歴書は業界や職種によって書く内容がかなり異なるようなので、上記はあくまで私の場合、ということをご理解ください。
転職活動~落ちる書類とコロナ~
さて、その後紆余曲折あって転職活動が始まるわけですが、今回私は特に転職の序盤で、書類選考で落ちまくりました。
選考で落ち続けると、自分のことが信じられなくなるというか、自己肯定感みたいなものが失われていきます。特に書類で落ちてしまうと、自分ではもう手出しができない部分で結果が出ることになるので、無力感も半端じゃないです。俺新卒の時どうしてたんだろう…
これに関しては「心を強く持て」としか言えないのですが、特に中途採用だと企業側も欲しい人材像が固まっているというか、新卒の採用と比べ割と具体的に「こういう経歴の人が欲しい」「今後こういうポジションを任せられる人が欲しい」と決まっていることが多く、より企業の欲しいポジション、人材とのマッチングが重要という感じだなと思いました。なので、自分の能力が足りなかったと考えるより「今はタイミングが悪かったかな…?」と思うようにすると、少しダメージが軽減できるかもしれません。
心を強く持とう、私は最強。
実はONE PIECE FILM RED見てないです
そして、書類選考が通った企業へ面接に赴き、面接の結果待ちをしているあたりでコロナにかかりました。潜伏期間的に感染したと思われるあたりはコンビニに行く程度しか外出していないはずなんですが…
結果として一週間ほど転職活動ができない時期ができてしまったのですが、その間にも企業側の選考は進むので、さらに選考に時間がかかることになります。それで何が起きるかというと、最終面接の結果が出るのと、一次面接をするのが同じ週、みたいなことが起きます。
これでもし内定が出ると、内定を受諾するのか内定を蹴って一次面接を受けた方の企業の選考を進めるのか、という選択を迫られることが起き得ます。こういうことが起きると、特に一次面接を受けた方の企業の方が志望度が高かった時など、身を引き裂かれるぐらい思い悩むハメになります。で、俺が産まれたってわけ。
流行り病なので「感染するな!」という訳にはいかないのですが、それでも転職活動中、特に内定が出そうというタイミングではコロナやインフルエンザにはかからないほうがいいです。それはそう 出かけるときにマスクをしたり、手洗いうがいをするなどの感染症対策を通常時以上に心がけるべきでしょう。それでもかかるときはかかるのですがね…
締め
という訳で、転職体験記と称しまして、今回の転職活動での経験をまとめてみました。
自分の備忘録的な意味合いもあり、転職活動で起きたことを書いていましたが、細かい事情は個人個人、また仕事の業界や職種によっても異なってくるので、「こういう人もいるんだなぁ」ぐらいに思っていただけると幸いです。
また、内容が内容なので細かい部分は書けないので、もっと突っ込んだ話が聞きたい!という人は私に直接聞いてもらえると、愚痴込みで細かい部分も話せると思うので、TwitterのDMにでも送ってください
忙しい人向けまとめ
さて、時系列にそって転職まとめとして記事を書いてきたのですが、「おはなしながいよ~」「お前の話なんてどうでもいいから役にたつ情報だけ寄越せ」という方向けに、
これをするな!これをしろ!という部分だけまとめましたので、忙しい方はここの部分だけ、さらに忙しい人は見出しの文字だけ読んでください。記事本体で書き忘れたことも書いてあります
転職を始める前に仕事を辞めないほうがいい
転職活動って一般的に仕事しながらするらしいです。そうでなくても無収入の時期は(精神的にも)短い方がいいです、多分。あと職務経歴書を書く時にもデータが必要になったりします。
転職活動は早めに始めたほうがいい
これは無職になってから転職する場合、という感じですが。転職活動を始めるのは早い方がいいです、単純に時間がかかるのもあるし、何か予定を入れておかないと生活リズムがおしまいになります。私は一瞬で朝寝て昼過ぎに起きるおしまいの生活になりました(なんで?)
選考に落ちても気にしないほうがいい
こころをつよくもってください
部屋を片付けておいた方がいい
今回の転職活動では人事の方との面談や一次面接はほぼリモートでした。最終面接でもリモートという企業もあるぐらい、リモートが多い印象です。そして、面接なので当たり前ですがカメラオンです。なので少なくともカメラに映る範囲ぐらいは事前に掃除しておくといいと思います、さもないと面接直前のカメラテストに映り込んだ脱ぎ捨てた服を慌てて片付けるハメになります(2敗)
コロナにかからないほうがいい
コロナに限らないですが、長期間面接ができなくなるような体調不良にはならないほうがいいです。んな無茶な
それが直接の原因で断られることはないと思いますが、面接のリスケをする必要がでてきたりします。できるだけの感染対策を心がけたいところです
広告が転職サイトまみれになる覚悟をした方がいい
転職サイトのことを調べ始めたあたりで、使ったブラウザで表示されるほぼすべての広告が転職サイトになります。誇張なしにほぼ全て転職関連の広告だけになります。Youtube等の動画広告もかなり割合が増えた感覚でした。
日頃から転職サイトの広告を見るとウンザリすると思っている人は、覚悟を持っておいた方がいいです。転職サイトの動画広告ってなんであんなにうるさくてウザいんですか???
おわり
さて、転職体験記ということでまとめてみましたが、いかがでしたか?これが言いたかっただけ
もしこれから転職をしようという方、今転職中の方、今はするつもりないけど今後しようかなと思っていた方に参考になれば幸いです。
みす老人会アドカレ2023表、明日の22日目の記事はげんたろう先生の記事です。
他日程の記事は以下からどうぞ。面白い記事がたくさんあります。
それでは!