平成最後の七夕。
「ねぇ、知ってる?七夕ってさ、毎年曇り空なんだ」
彼女は僕の隣で楽しそうに語った。8年前の七夕の夜。彼女は星が好きだったーーーー。
お?突然どうしたんや?と思われないでくれ、味方1です。
冒頭の一文は今日の昼頃54文字の文学作る例のあれでTwitterに投げたポエムの原文です。
さっきのヒドイハイクを浄化しようと試みます pic.twitter.com/uNzb5eh2Zp
— Ally_1 (@u_ndo_misw) July 7, 2018
これですね。実はこのエピソード、(残念ながら性別は違いましたが)マジで私が中学生の時に塾帰りに突然同級生に「七夕の夜は関東では10年間晴れてないんだ!」と力説された思い出がベースになってます。彼は天文の話がすごい好きでこの話をしてくれたはずなのですが、なにぶん中学生なので「恋人が一年ぶりにあったらやることは一つだよなァ?」とか残念なことも言い出したことを覚えてます。
そんなこんなで味方1少年の心には『七夕の夜は晴れない』みたいな情報が刷り込まれるのですが、今日ふと「確かに梅雨明け前後で曇りになること多いだろうけど、ほんとにそんな晴れないん?」と思ってしまったので、今回その疑問を晴らすべく検証することにしました。ブログのネタもやる気も出ないしちょうどいいね
今回検証に使うのは気象庁のデータベースです。
これで過去20年間の7/7 18:00の関東地方(東京)の天気を調べていくことにします。(18:00なのは天気の記録をしてるのがその時刻だからです。)
というわけで調べた結果です。これ見れんのかな
見れなかったときのために画像も用意したんで貼っときます
天気記号がわからない?大丈夫俺もだ
さて、こうしてみると確かに晴れは極端に少ないように思えます。データを閲覧した20年間中5回しか晴れ以上の年はありません。正確な数字は違えど、確かに七夕は曇りが多そうです。
昔子供の頃に聞いたおとぎ話にこんなものがありました。七夕の日、晴れて天の川が見えるなら、そこでは彦星と織姫が会っているのだけれど、雲が出ていると二人は会えない。七夕に降る雨は会えない二人の涙なのだ。と、いった内容でした。
一年待ったのに会えないなんてかわいそうだ…と子供ながらに思ったわけですが、大人になった味方1さんは、残念な大人になってしまったのでもう七夕の夜の曇り空をあの頃の純粋な気持ちで眺めることはできません。それでは、最後にこの句を送ってこの記事を締めくくろうと思います。
七夕や
雲の上では
ウスイホン
味方1